ホームページにメールアドレスを載せるリスクは「お問合せ用のメールアドレスは別のものを作ろう」で書きましたが、このようなスパムメール対策としてネット等で調べるとメールアドレスのエンティティ化というものが見つかると思います。ではこのエンティティ化がどの程度効果があるのかについて私の経験をまとめます。
メールアドレスのエンティティ化の効果
メールアドレスの収集を防ぐ方法として10進数コードの「エンティティ表記」の方法があります。どういうものかというと、例えば「aaa@bbb.com」というメールアドレスがあるとします。これをエンティティ化すると「aaa@bbb.com」のように変わります。このように変換することでメールアドレス収集ソフトに見つけられ難くする、というのがこのエンティティ化の目的なのですが、、、
私がホームページを作り始めた10年前でも既に効果は薄く、半年くらいは効果がありましたがそれ以上は無理でした。10年前で半年なので今だともっと効果は薄いと思います。それでもエンティティ化を試したい人は「メールアドレス エンティティ化」で検索すると変換ツールが色々見つかると思います。
変換サイトをみるとわかると思いますが、どれも古いです。つまり、最近ではエンティティ化は忘れられた産物ということです。私もこのサイトのキーワード検索で「エンティティ化」というフレーズがあって思い出したくらいの事で、わざわざスパムのリスクを抱えてまでホームページにメールアドレスを載せる必要性は無いと思います。お問合せ用のツールを使えば、そこでセキュリティがかかっているのでスパムも防げますしね。ただ、お問合せ用ツールも絶対ではないので「お問合せ用のメールアドレスは別のものを作ろう」で書いている通り、専用のアドレスを作ることをオススメします。